青森県弘前市上白銀町の藤田記念庭園で雪の重みから木を守る「雪吊(つ)り」の作業が行われている。木々の冬支度が進み、深まる秋とともに冬の足音を感じさせている。
29日は庭園を管理する市みどりの協会の職員と市シルバー人材センターの会員7人が作業に当たった。高さ約7メートルのアカマツの上から縄28本を下ろし、下で作業する職員らが縄の間隔が等しくなるようにバランスを調整。位置を決めた後、枝に結び付けていき、半日ほどかけてきれいな円すい状の雪吊りを仕上げた。
同協会藤田記念庭園担当の藤田浩司係長(49)は「真っすぐ縄が下がるようにするなど見栄えも意識している。春には外してしまうので、期間限定の景色を楽しんでもらえたら」と話した。
新潟県魚沼市から訪れ、作業風景を眺めていた外山東さん(77)は「後ろに岩木山も見えてきれい。冬の気配を感じる」と感慨深げに語った。
庭園内の木や石灯籠など約50カ所に雪吊りと雪囲いを施す予定で、11月下旬ごろまで作業を行う。
29日は庭園を管理する市みどりの協会の職員と市シルバー人材センターの会員7人が作業に当たった。高さ約7メートルのアカマツの上から縄28本を下ろし、下で作業する職員らが縄の間隔が等しくなるようにバランスを調整。位置を決めた後、枝に結び付けていき、半日ほどかけてきれいな円すい状の雪吊りを仕上げた。
同協会藤田記念庭園担当の藤田浩司係長(49)は「真っすぐ縄が下がるようにするなど見栄えも意識している。春には外してしまうので、期間限定の景色を楽しんでもらえたら」と話した。
新潟県魚沼市から訪れ、作業風景を眺めていた外山東さん(77)は「後ろに岩木山も見えてきれい。冬の気配を感じる」と感慨深げに語った。
庭園内の木や石灯籠など約50カ所に雪吊りと雪囲いを施す予定で、11月下旬ごろまで作業を行う。