青森県八戸市の飲食店経営者林源太さん(39)が8月、同市六日町のビル1階に青果店「はやし青果」をオープンした。昨年末に他界した祖母ナミさん=享年(92)=が長年営んでいた店の名前を引き継いだ。今年春の百貨店閉店などの影響を受け、中心街のにぎわいは厳しい状況となっているが「街を元気にしたい」との思いを胸に商いに精を出している。
元々行商をしていたナミさんは、同市城下近辺で70年以上にわたってはやし青果を営み、多くの市民に親しまれてきた。
林さんはそんな祖母が大切にしていた店をなくしたくない-という思いに加え、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた自身の飲食店の生き残りにつなげようと、新たにはやし青果を立ち上げた。
スーパーマーケットとの差別化を図り、地物の野菜や果物の取り扱いに力を入れる。実際に農家と会って生産へのこだわりを聞くことも大切にしており、仕入れ値や販売価格は互いが納得する形で決めている。店には一般の市民が買い物に訪れるほか、周辺の飲食店関係者からの仕入れ需要もあるという。
林さんは「ワクワクしながらお買い物を楽しめる店づくりを目指したい。野菜と果物を軸にしたビジネスを広げていければ」と語る。
目指すは青果店と飲食店の融合だ。青果店経営のノウハウを培いながら、はやし青果の店内や経営する他の飲食店で、自慢の野菜や果物を使った料理の提供を展開していく考えだ。
元々行商をしていたナミさんは、同市城下近辺で70年以上にわたってはやし青果を営み、多くの市民に親しまれてきた。
林さんはそんな祖母が大切にしていた店をなくしたくない-という思いに加え、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた自身の飲食店の生き残りにつなげようと、新たにはやし青果を立ち上げた。
スーパーマーケットとの差別化を図り、地物の野菜や果物の取り扱いに力を入れる。実際に農家と会って生産へのこだわりを聞くことも大切にしており、仕入れ値や販売価格は互いが納得する形で決めている。店には一般の市民が買い物に訪れるほか、周辺の飲食店関係者からの仕入れ需要もあるという。
林さんは「ワクワクしながらお買い物を楽しめる店づくりを目指したい。野菜と果物を軸にしたビジネスを広げていければ」と語る。
目指すは青果店と飲食店の融合だ。青果店経営のノウハウを培いながら、はやし青果の店内や経営する他の飲食店で、自慢の野菜や果物を使った料理の提供を展開していく考えだ。