八戸地方えんぶり保存振興会(塚原隆市会長)は16日、青森県八戸市のユートリーで総会を開き、2022年の八戸えんぶりを例年通り2月17~20日の4日間、新型コロナウイルスの影響を考慮して長者山新羅神社での奉納摺(ず)りと神輿(みこし)渡御式を中止するなど一部規模を縮小して実施することを決めた。市中心街での一斉摺りなどは例年通り実施する方向だが、今後の感染拡大状況などを踏まえ、その都度対応を協議する。

 今年2月に開催予定だった八戸えんぶりは、感染リスクを懸念して参加を見合わせるえんぶり組が半数以上となったため、同1月中旬に全面中止が決まった。

 本年度総会には、八戸圏域のえんぶり組代表者や行政、観光関係者ら約70人が出席。塚原会長は「2年続けてえんぶりがないという事態は寂しいので(関係者と)力を合わせて開催したい。市民が安心して行事を楽しめるよう進めたい」と語った。

 実施予定の行事はえんぶり組行列、一斉摺り、御前(ごぜん)えんぶり、かがり火えんぶり、市公民館での公演、更上閣でのお庭えんぶりなど。奉納摺りと同神社から市中心街まで神輿が練り歩く渡御式を中止とした理由について、同神社の柳川浩志宮司は、境内に多くの人が集まることでコロナ感染拡大が懸念されるため-と説明。10月の役員総代会で対応を決めたという。関連し、神社境内で行われる撮影会も中止となる。

 10月下旬、えんぶり組で組織する八戸地方えんぶり連合協議会が例年参加している34組に来年の参加意向を聞いたところ、23組が参加、8組が未定と回答。1組が無回答で、尻内が「人数不足」、百石が「活動未定」を理由に不参加とした。

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