秋田市・雄物川花火大会、今年の開催見送りへ 実行委の高齢化で

 秋田市の夏の風物詩として親しまれている「秋田市夏まつり雄物川花火大会」が、今年は開催を見送ることが11日、関係者への取材で分かった。大会実行委員会の委員の高齢化や運営負担の増大が背景にある。若い委員を募集するなどして体制を強化した上で来年以降の再開を目指す。

 大会は雄物川放水路通水50周年を記念し1988年に始まった。例年8月に秋田市の秋田大橋近くの雄物川河川敷で開催され、市民に親しまれてきた。昨年8月11日に行われた第38回大会では、約4千発の花火が打ち上げられた。

 実行委は新屋振興会、新屋勝平地区振興会、茨島卸町地区町内会連合会などで構成する約50人の体制。しかし、メンバーの多くが70代以上となり、大会に向けた関係機関との調整や事務作業などの負担が年々重くなってきている。

 昨年の大会後の役員会議で、節目となる第40回見据え、40回以降も継続していくためには一度体制を見直す必要があると判断。2026年の開催を見送り、新会員の募集などを通じて新体制を整える方針を決めた。実行委は今後、新会員を募集して今年の初夏ごろまでの新体制構築を目指す。

 実行委員会の佐藤毅事務局長(78)=新屋勝平地区振興会事務局長=は「地域の皆さんの期待に応えられず心苦しいが、第40回以降も大会を続けられるよう、何とか新しい体制整備をがんばりたい」と語った。

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