竜の巨大フラワーアートに映像を試験投影


 11月1日に開幕する弘前城菊と紅葉まつりに向けて、30日、会場の弘前公園内弘前城植物園三の丸庭園で、全長100メートルの巨大な龍(りゅう)を模したフラワーアート「昇天華龍(かりゅう)」を彩るプロジェクションマッピングの試験投影が行われた。

 テーマは、苦境を脱して勢いを取り戻すことを意味する「古木龍吟(りょうぎん)」。新型コロナウイルスから再び立ち上がり、元気になってほしいという思いを込めた。

 同日は関係者約10人が3台の投影機で映像の重なり具合などを確認。投影は1回約5分で、自然のエネルギーにあふれた龍が飛び立つ様子を表現している。

 映像演出を手掛ける弘前市の「ぱやらぼ」の葛西薫代表(48)は「龍に生命力が満ちる様子を表現した。幻想的な空間に浸ってほしい」と話した。

 投影はまつり期間中の午後5時~同6時45分ごろまで。

プロジェクションマッピングの試験投影で微調整を行う関係者

弘前市

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