大型ねぶた 武者に魂/青森で制作急ピッチ


 青森ねぶた祭(8月2~7日)の開幕が1カ月後に迫り、青森市安方のねぶた団地「ラッセランド」では大型ねぶたの制作が急ピッチで進められている。最高気温が30度を超え真夏日となった1日、各ねぶた小屋ではスタッフが暑さ対策をしながら紙張りや色付け作業に追われていた。

 青森山田学園の小屋では、ねぶた師デビューから3年目を迎えた塚本利佳さん(40)が、大型ねぶた「三貴子(さんきし)」の目に墨を入れる「目入れ」に臨んだ。三貴子は日本を誕生させた神「いざなぎ」から生まれた、特に尊いとされる三つの神々を指す。塚本さんはゆっくりと思いを込めながら筆を運び、一体の武者人形に魂を吹き込んだ。

 「周りの音が聞こえなくなるくらい神経を集中させた」という緊張の作業を終えると、ほっとした笑顔が浮かんだ塚本さん。「出来上がったねぶたを、ぜひ多くの人に見てほしい」と期待を込めて話した。

 今年は全部で23台の大型ねぶたが出陣する。台上げは早ければ12日から始まり、下旬にピークを迎える。

大型ねぶたに筆で魂を吹き込んでいくねぶた師の塚本さん=1日、青森市安方のねぶた団地「ラッセランド」

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