
来年のねぷた祭りの開催を願うとともに、自社の経営維持につなげようと、青森県田舎館村の冠婚葬祭業「ハラコ企画」が26日、手作りした笛やかね、バチのケースなどねぷたグッズの販売を始めた。原子順清(のりきよ)代表取締役は「華やかで、男女どちらでも使える花柄模様が中心。地域全体の雰囲気が少しでも明るくなるイベントになれば」と話している。
同社は新型コロナウイルスの影響により、売り上げが減少。今後の経営を模索する中、さまざまなねぷた運行団体で笛を担当している原子代表の「伝統文化を残したい」との思いもあり、ねぷたグッズの製造・販売に取り組むことになった。
グッズは昨年春ごろから、同社の女性スタッフ2人が業務の合間にミシンで製作。原子代表から助言を受け、使いやすさや柄にこだわって完成させた。販売会場の同社2階「華ホール」にはケース、小物入れ、はんてんなどの手作りグッズ約300点のほか、ねぷたの衣装として使う足袋、股引(ももひき)や、笛、バチなど約200点も並ぶ。
会場では同村や黒石市などの絵師が手掛けたねぷた絵を展示したり、ねぷた運行の映像を流したりと祭りの雰囲気を演出しており、原子代表は「ねぷた好きを増やして地域を盛り上げたい。ねぷた絵を見るだけでも構わないので、ぜひ来てほしい」と話した。
同社の住所は田舎館村大曲村元13の1で、販売時間は午前8時半~午後5時。年末年始を除き年中無休。問い合わせは同社(電話0172-58-2607)へ。
同社は新型コロナウイルスの影響により、売り上げが減少。今後の経営を模索する中、さまざまなねぷた運行団体で笛を担当している原子代表の「伝統文化を残したい」との思いもあり、ねぷたグッズの製造・販売に取り組むことになった。
グッズは昨年春ごろから、同社の女性スタッフ2人が業務の合間にミシンで製作。原子代表から助言を受け、使いやすさや柄にこだわって完成させた。販売会場の同社2階「華ホール」にはケース、小物入れ、はんてんなどの手作りグッズ約300点のほか、ねぷたの衣装として使う足袋、股引(ももひき)や、笛、バチなど約200点も並ぶ。
会場では同村や黒石市などの絵師が手掛けたねぷた絵を展示したり、ねぷた運行の映像を流したりと祭りの雰囲気を演出しており、原子代表は「ねぷた好きを増やして地域を盛り上げたい。ねぷた絵を見るだけでも構わないので、ぜひ来てほしい」と話した。
同社の住所は田舎館村大曲村元13の1で、販売時間は午前8時半~午後5時。年末年始を除き年中無休。問い合わせは同社(電話0172-58-2607)へ。