青森県の祭り囃子を流すトレーラー出発進行

側面に夏祭りや「縄文」世界遺産登録を祝う画像をあしらったアドトレーラー

 青森県内四つの観光団体などは31日~8月14日に、車体に青森ねぶた、弘前ねぷた、八戸三社大祭の山車などの写真を掲載し、囃子(はやし)の音を流すアドトレーラー(移動広告車)を県内各地で展示、運行する。新型コロナウイルスの影響で夏祭りが中止になる中、少しでも雰囲気を味わってもらうのが目的。「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に決まったことも周知する。31日、青森市のアスパムで出発式を行った。

 トレーラーは全長約16メートル、幅2.5メートル、高さ3.7メートル。運行は今年で2回目。

 県観光連盟、青森観光コンベンション協会、弘前観光コンベンション協会、VISITはちのへの4団体と、アドトレーラーを所有する浄化槽維持管理業「伊藤商事」(八戸市)が協力する形で実施する。

 出発式では、出席者の掛け声でトレーラーが囃子の音を流し始め、青森市内の運行を開始した。伊藤商事の伊藤智之代表取締役は「明るい話題を少しでも届けたい」と話した。

 運行状況はツイッター(@Aomori_Festival)で随時配信している。

 運行の主な日程は次の通り。

 ▽8月1、2日 八戸市内▽3、4日 弘前市方面▽5日 青森市内▽6日 むつ市方面▽7日 三八方面▽8日 青森、津軽方面▽9日 三八方面▽14日は八戸市のプライフーズスタジアムに展示予定

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