寒い夜に温かな光…仙北市のあちこちにイルミネーション

 秋田県仙北市内の街角にイルミネーションが点灯され、冬の夜を彩っている。住民らの思いがこもった温かな光が、道行く人を照らしている。

 JR田沢湖駅前では街路樹などに電飾を施した大きなクリスマスツリーが迎えてくれる。地元住民でつくる「田沢湖駅前広場を活用する会『こまちの会』」が駅前をにぎやかにしたいと10年ほど前から毎年実施している。

 村上陽子会長(82)は「地域の方々の協力があって続けられている。地元の人の癒やしとなり、観光客にも喜んでもらえたらうれしい」と話す。

 角館町中心部の立町ポケットパークのイルミネーション「まちの灯(あか)り」は、地域住民らが冬の街を明るく照らそうと2007年に始めた。華やかなクリスマスツリー、サンタやキツネのオブジェが目を引く。

 中心となって活動する田口秀成さん(64)は「町のボランティアによって成り立っているイルミネーション。小さな灯りだが、手作りの温かさを感じていただけたらうれしい」。

 住民組織の角館まちづくり地域運営体は、JR角館駅前のタクシー乗り場に約20メートルの光のトンネルを設置したほか、武家屋敷通りの入り口近くにある横町の街路樹に青とピンクの発光ダイオード(LED)を飾り付けた。

 西木町の指定障がい福祉サービス事業所「愛仙」では、西明寺地域運営体が利用者と協力してイルミネーションを設置した。愛仙管理者の石川晴久さん(41)は「地域の皆さんにきれいだと思ってもらえたら利用者もうれしいと思う」と話した。

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