「日本一小さいトンボ」児童が観察/野辺地

ハッチョウトンボを観察する児童たち

 「日本一小さいトンボ」として知られ、絶滅が危惧されているハッチョウトンボの観察会が14日、青森県野辺地町のまかど温泉スキー場で開かれた。町内の3小学校の3、4年生約170人が1円玉ほどのかわいらしい姿を見ながら、自然の大切さについて理解を深めた。

 ハッチョウトンボは体長約2センチで、青森県が国内北限の生息地。湿原の埋め立て・乾燥などにより、現在、県内では数カ所の湿地帯などにしかいないという。

 希少な野生生物をまとめた県の「レッドデータブック」で、絶滅が危惧されるAランクに指定されている。

 観察会は町教育委員会が主催。昨年は新型コロナウイルス感染防止のため中止となり、2年ぶりの開催となった。

 児童らは町文化財保護審議会委員の高沢岩男さん(66)の案内で、スキー場内の湿地を観察。トンボを見つけると、「いたよ」「かわいい」などと歓声を上げていた。

 若葉小4年の佐藤希子さんは「以前も家族で見に来たことがあるけれど、あらためて小さいなと思った。自分たちの町にいる貴重なトンボなので、ずっと残していきたい」と話した。

 町教委は生息する湿地をロープで囲って保護し、誰でも観察できるようにしている。8月のお盆ごろまで見られるという。

まかど温泉スキー場に生息するハッチョウトンボのオス

まかど温泉スキー場に生息するハッチョウトンボのメス

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