野辺地町商工会女性部が茶がゆ提供継続

提供している「茶がゆと郷土料理」の一例

 野辺地町商工会女性部(村木亜弓部長)が青い森鉄道野辺地駅前の旧「松浦食堂」の店舗を借りて、昨年10月から月1~2回のペースで「茶がゆと郷土料理」を提供している「商工会女性部キッチン」が、5月以降も月1回ほどのペースで継続することになった。今月までを一区切りとして予定していたが、好評だったため、継続が決まった。

 カワラケツメイの茶がゆは同町の郷土料理。「茶粥(がゆ)定食」を提供していた松浦食堂が2017年に閉店したのを受け、同女性部のメンバーが松浦リツさん(87)から作り方などを習得。店舗を借りて昨年10月に店を開店させた。開店後は今月まで予約が取れないほどの人気で、来店客からは継続を望む声が相次いでいた。

 来年以降は未定だが、今年中は継続させる方針で、4、8、10月は休業。5月以降も月に1回、日曜昼に事前予約制で、茶がゆと郷土料理のみを提供する。茶がゆのほか、あん入り団子の汁物「けいらん」、うなぎのたれを使った「豆腐の磯辺揚げ」、ホタテの刺し身など7品が付いてくる。税込み1800円。

 村木部長は「最初はお客さんが来てくれるか不安だったが、盛況だった。今後はイベントへの出店、料理教室開催なども行い、茶がゆのPRと後継者育成に努めたい」と話した。

 営業日は1日16人限定で受け付ける。予約、問い合わせは同商工会(電話0175-64-2164)へ。

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