イルカの群泳 陸奥湾優雅に

海面から顔を出すカマイルカ=1日午後、青森県むつ市脇野沢沖

 陸奥湾を回遊するイルカが湾内内部や沿岸部で海面に姿を見せており、イルカウオッチングのツアー客らを楽しませている。

 1日は「イルカいないか一緒に調査」(また旅くらぶ主催)が行われた。チャーター船は蟹田港を出発して平舘海峡へ向かうと、100頭ほどの群れに遭遇。餌を求め泳ぎ回るイルカは、時折、漁船の近くで飛び跳ねたり船の波しぶきを追い掛けたりと愛くるしい姿を見せた。

 ツアーに参加した50代の会社員男性は「去年、クジラを見たのでまた参加した。身近でこんな体験ができるのはすごい」と撮影に夢中になっていた。

 この日は、同湾でカマイルカの調査を続けている青森大社会学部の清川繁人教授がガイドを務め「陸奥湾で繁殖活動や子育てする姿も確認している」と明かした。イルカは今月20日前後までは見られるという。

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