大平山元遺跡「む~もん館」開館/外ケ浜

出土品の石槍(やり)や石刃などを展示し、石器の使用方法などを説明

 青森県外ケ浜町の大平山元遺跡展示施設「む~もん館」が26日、同町蟹田大平にオープンした。同遺跡は世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つ。展示は旧石器時代の遊動から縄文時代の定住へと生活様式が変化する同遺跡の特徴を分かりやすく説明している。同日は蟹田中の生徒が「蟹中風太鼓」を演奏し、開館を祝った。

 山崎結子町長は「世界に大平山元遺跡の魅力や価値を発信する体制が整った。多くの人が訪れることを期待している。地元の人に長く愛される存在になってほしい」とあいさつした。展示には1万5千年以上前の無文土器片や1971年に中学生が発見して遺跡発見の契機となった石斧(せきふ)のレプリカなど約50点が並ぶ。同館限定のお土産品などが並ぶミュージアムショップ、体験学習室も設けた。

 見学した同中3年の髙坂相凛(あんり)さんは「石器の説明が分かりやすかった。県外の人に遺跡を紹介できるように、縄文についてもっと学びたい」と話した。

 開館は午前9時から午後4時まで。休館日は月曜日(祝日の場合はその翌日)。観覧料は一般300円、大学生以下無料。

大平山元遺跡の地質がひと目で分かる土層断面

縄文時代草創期を特徴づける県重宝指定の石鏃(せきぞく)や無文土器片

遺跡発見の始まりとなった石斧(レプリカ)

QRコードを読み込むとスマートフォン画面に大平山元縄文人が現れる

遺跡のオリジナルグッズが並ぶミュージアムショップ

遺跡もりあげ隊キャラクター「む~もん」(左)とともにテープカットをする山崎町長(右から4人目)と関係者

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