
青森県外ケ浜町の蟹田川で11日、春の風物詩・シロウオ漁が始まった。河口付近の二つの簗場(やなば)では同河川組合シロウオ部会の会員が「待ってました」とばかりに、かご網をせっせと川底から引き揚げた。
蝦名孝文さん(63)は9日に簗がけを行った。11日は「きのう遅くに数匹の遡上(そじょう)が確認された」といい、早朝から準備。同日午前の干潮から満潮へ向かう時間帯に群れが上がり始めると、妻奈津子さん(56)と交代しながら引き揚げた。
網には5センチほどの魚がぴちぴちと跳ね、春の陽光に透き通った魚体が輝いた。蝦名さんは「きょうは暖かくて絶好の漁日和。これから気を抜かず、群れを逃さないようにしたい」と今年の漁に期待を込めた。
同所で毎年行われる「しろうお祭り」は、18日から5月7日まで。期間中、川沿いの食堂「かにた川」でシロウオ料理が楽しめる。
蝦名孝文さん(63)は9日に簗がけを行った。11日は「きのう遅くに数匹の遡上(そじょう)が確認された」といい、早朝から準備。同日午前の干潮から満潮へ向かう時間帯に群れが上がり始めると、妻奈津子さん(56)と交代しながら引き揚げた。
網には5センチほどの魚がぴちぴちと跳ね、春の陽光に透き通った魚体が輝いた。蝦名さんは「きょうは暖かくて絶好の漁日和。これから気を抜かず、群れを逃さないようにしたい」と今年の漁に期待を込めた。
同所で毎年行われる「しろうお祭り」は、18日から5月7日まで。期間中、川沿いの食堂「かにた川」でシロウオ料理が楽しめる。