秋田犬の里(秋田県大館市)

 秋田犬をテーマに国内外からの誘客増を目的とした観光交流施設。旧小坂鉄道大館駅の跡地に建設し、鉄骨一部2階建て1246平方メートル。外観は、忠犬ハチ公が飼い主だった旧東京帝大の上野英三郎博士の帰りを待ち続けた大正時代の渋谷駅がモデル。

 屋内には、秋田犬を間近で見ることができる秋田犬展示室や、パネルを並べて秋田犬の歴史や特徴を紹介する「ミュージアム」がある。物販コーナーやイベントコーナーも備えた。2階には展望テラスも設置。

 またJR大館駅前から忠犬ハチ公像も“引っ越し”した。ハチ公は1923(大正12)年11月、大館市大子内で生まれた。旧東京帝大の上野英三郎博士に贈られ、博士の死後も渋谷駅で帰りを待つ姿が評判となった。35年に大館駅前に建てられた像は戦時中の金属回収で一時姿を消したが、87年の再建以降は観光スポットとして親しまれてきた。2019年2月にJR大館駅前から「秋田犬の里」に移設された。

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