弘南鉄道大鰐線の列車内で大鰐温泉もやしを販売する組合の相馬副理事長(左)ら

 青森県大鰐町の「プロジェクトおおわに事業協同組合」は18日、弘南鉄道大鰐線(中央弘前-大鰐)の列車内で同町の名物野菜「大鰐温泉もやし」の販売を始めた。3月30日までの毎週月、火曜日に大鰐午前10時半発、折り返しの中央弘前同11時半発の普通列車で、同組合の従業員が約30束を手売りする。

 車内販売は、弘南鉄道協力の下、もやしのPRや大鰐線の利用者増加を目的に企画し今年で3年目。

 初日は従業員4人が、オリジナルのもやし形帽子、法被姿で、「大鰐温泉もやしいかがですか」と乗客に呼び掛けた。東京から訪れた李仙希(リーソ二)さん(35)は「大鰐温泉に観光で来たら、もやしの車内販売の話を聞いたので2束買ってみた。しゃぶしゃぶで食べたい」と話した。

 列車で販売するもやしは鮮度保持袋付きで1束税込み350円。

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