皆さんお待たせしました。連載「ふるさとナビ」に、初めて大鰐町が登場します。いただくのは、癒やしを求めて多くの人が訪れる、いで湯の町ならではの冬野菜「大鰐温泉もやし」。地元食材たっぷりのセットメニューを楽しめると聞いたGMU堀川あい、武田羽瑠が、町地域交流センター鰐come（ワニカム）にある「お食事処　花りんご」へ向かいます。

　大鰐温泉もやしと普通のもやしは、まず長さが違います。とても細長くて、40センチぐらいになるとのこと。しゃぶしゃぶ御膳（1600円）で豚肉と一緒に味わってみたら「シャキシャキした食感と、お肉のおいしさが一緒に楽しめました」（武田）。

　続いて、うまみが自慢の地鶏・青森シャモロックと組み合わせた大鰐御膳（1600円）。「ピリ辛の丼ご飯と、そばのセットで、どちらもシャモロックのだしがすごく効いてます」（堀川）。さらに、津軽の伝統料理「いがめんち」の具材にも刻んだ大鰐温泉もやしを発見。食材へのこだわりと地元愛の強さが、たっぷり感じられる多彩なメニューぞろいでした。

　▼問い合わせ　鰐come（TEL0172-49-1126）

【山田年伸町長から】

　温泉の町・大鰐には、温泉熱と温泉水だけで栽培される冬の伝統野菜「大鰐温泉もやし」があります。約400年前から栽培されてきた津軽伝承野菜の一つで、弘前藩三代藩主・津軽信義公が大鰐で湯治する際は必ず献上されたそうです。大鰐温泉もやしは、独特の芳香とシャキシャキとした歯触り、味の良さ、品質の高さで大変人気があります。

◆◆◆ちょっと耳寄り◆◆◆

　■お得な宿泊＆スキーキャンペーン　大鰐町は（1）町内宿泊施設の利用者は大鰐温泉スキー場リフト1日券が無料（2）町地域交流センター「鰐come」でリフト券を提示すると入浴料割引－のキャンペーンを3月10日まで実施します。詳しくは町企画観光課（TEL0172-55-6561）、ゲレンデ情報は大鰐温泉スキー場ホームページ（http://www.owani-ski.com/）で。