大鰐温泉スキー場でリフトの取り付け始まる

全長864メートルの国際ファミリーリフトに座席を取り付けていく作業員ら

 12月16日の営業開始を前に、青森県大鰐町の大鰐温泉スキー場で13日、リフトの設置作業が始まった。作業員9人が手際よく約80台の座席を取り付けていった。

 座席の重さは約80キロ。作業員たちは3人がかりでワイヤに取り付け、一つ一つ丁寧にボルトを締めて固定した。1週間ほどかけて国際ファミリーリフト、雨池ペアリフト、大鰐第3ペアリフトに計300台の座席を設置する予定。

 渡邊時則支配人によると、昨季のスキー場利用者は約3万8千人で前季から2千人増。今季は電気料高騰を受け、リフト1日券を小学生以下、シニア(60歳以上)が2400円(昨季2300円)、中学生以上は3300円(同3100円)に値上げする。1日券は、町内宿泊施設利用者は無料で使うことができ、毎週土曜日は中学生まで500円で販売する。

 渡邊支配人は「施設の維持費がかさみ、価格に転嫁せざるを得なくなった。その分コース整備に力を入れ、楽しんで滑ってもらえるよう準備を進める」と話した。

 営業は来年3月10日まで。時間は午前8時半から最長で午後4時45分まで。問い合わせは同スキー場(電話0172-49-1023)へ。

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