森吉山ろくの南東側、奥阿仁地区にある名瀑(めいばく)。1990年に「日本の滝百選」に選ばれた。落差約90メートルの2段構造。断崖(がい)絶壁を流れ下りる滝の流れは新緑、紅葉など、四季が織りなす彩りとともに見る者を圧倒する。
江戸時代の享保初めごろ、かなわぬ恋を悲観し滝つぼに飛び込んだ娘・ヤスの悲恋伝説に基づいて名付けられたという。滝を訪れると恋がかなうとも言い伝えられているほか、月夜にはヤスが岩に腰を下ろして黒髪をすく姿が見られる、とも言われています。
奥阿仁地区には、ほかに一ノ滝、二ノ滝、落差108メートルの幸兵衛滝や、滑らかな岩肌を水が滑り落ちる桃洞滝、マタギがクマ狩りで発見したといわれている水尻滝、木こりが無事を祈願して信仰した明神滝などそれぞれ異なった趣をもつ滝が点在している。
江戸時代の享保初めごろ、かなわぬ恋を悲観し滝つぼに飛び込んだ娘・ヤスの悲恋伝説に基づいて名付けられたという。滝を訪れると恋がかなうとも言い伝えられているほか、月夜にはヤスが岩に腰を下ろして黒髪をすく姿が見られる、とも言われています。
奥阿仁地区には、ほかに一ノ滝、二ノ滝、落差108メートルの幸兵衛滝や、滑らかな岩肌を水が滑り落ちる桃洞滝、マタギがクマ狩りで発見したといわれている水尻滝、木こりが無事を祈願して信仰した明神滝などそれぞれ異なった趣をもつ滝が点在している。