松の湯交流館前に飾られているクリスマス仕様のねぷた絵。夜はライトアップされ、日中とは違った雰囲気が楽しめる

 青森県黒石市の中町こみせ通りにある松の湯交流館前に、今年もクリスマスを題材としたねぷた絵が登場した。サンタクロースや天使、西洋の聖夜をイメージした3枚が飾られ、クリスマスの雰囲気を演出している。

 ねぷた絵の制作は同市のねぷた愛好者団体「黒昇會(こくしょうかい)」(今井秋行(ときゆき)会長)の絵師らが協力。3年目となった今年は、今井会長、石原健太さんが2人で1枚、横山真優さん、山谷寿華さんがそれぞれ1枚ずつを手掛けた。

 ねぷた絵は縦2メートル、横1.9メートルで、ステンドグラスをイメージして少女と天使を描いたり、雪の結晶を組み合わせて描いたツリーを背景に、空を飛ぶトナカイとサンタクロースのシルエットを浮かび上がらせたりと作風はさまざま。夜は柔らかな光でライトアップされ、日中とは違ったクリスマスムードを楽しめる。

 今井会長は「今年はコロナで大変だったが、絵を見た市民にクリスマス気分を味わってもらい、少しでも笑顔になってほしい」と話した。

 展示は25日までで、ライトアップは午後4~10時。また、こみせ通りでは18日~2月14日に「くろいしウィンターイルミネーション」が予定されている。

今井会長と石原さんはサンタクロースやトナカイなどを描いた

西洋の聖夜をイメージした横山さんの作品

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