「オノさんのリンゴ」パイに 17日から販売

「念願の木」に実ったリンゴを収穫するスタッフたち

 十和田市現代美術館(鷲田めるろ館長)は14日、オノ・ヨーコさんが手掛けた常設作品「念願の木」に実ったリンゴを収穫した。今年は初の試みとしてアップルパイに加工し、17日から館内カフェで限定販売する。

 同館中庭にある「念願の木」は、リンゴの木を使った作品。枝には来館者が短冊に書いた「世界平和」「子どもの幸せ」「自由に旅ができる日が来るように」などの願い事がつるしてある。

 毎年秋には赤い「千雪」と黄色い「トキ」が実り、イベントに使っていた。今年は同市の「ふくだ菓子舗」でアップルパイ(税込み500円)に加工し、カフェで販売する。通常メニューの「紅玉」のパイ(同460円)も販売。ともに持ち帰りできる。

 14日は開館前の午前8時半から、スタッフ数人が手分けして計100個ほどの実をもぎ取った。鷲田館長は「オノさんからも承諾を頂いたので、ぜひ多くの方に味わってほしい」と話している。販売個数などは調整中。問い合わせは同館(電話0176-20-1127)へ。

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