十和田市地域交流センター「とわふる」内にイタリアンバール「ARCO(アルコ)」がある。イタリアでバールとは、年齢を問わず親しまれる喫茶店のようなもので、基本はカウンターで立って食事をし、会話しながら交流が広がる場。オーナーでバリスタの飛岡美沙さん(44)は夫の地元に移住し店を開いた。「人と人がつながる場所にしたい。市を盛り上げる一助になったらうれしい」と青写真を描く。
飛岡さんは広島県出身。大学進学で関東地方へ行き、卒業後は建設業の営業事務職として働いていた。
転機は約20年前。雑誌で特集されていた都内のバールへ行き、飲み物を作りながら接客するバリスタの仕事やバールの文化に魅力を感じた飛岡さんはバリスタになりたい-と決意。会社を辞め、飲食業の専門学校で1年間、コーヒーやアルコール、お菓子作りなどを学んだ。
学校卒業の直前には初めて一人でイタリアへ行き、1週間ほどの滞在で約20店舗ほどバールを巡った。「イタリアのバリスタの所作がかっこよくて憧れた。ここで働きたいというのが見えた」という。
卒業後はイタリア菓子などを提供する東京・表参道のバールに就職。1年半ほどの修業を経てバリスタになった。同店で7年間働いた後、パンが中心のバールやコーヒーに特化した店など6店舗ほどを回り、店長も務めた。
十和田市への移住が決まり、「バールがない地域にお店を開きたい」と今年9月に開業した飛岡さん。夫でグラフィックデザイナーの吉川茂利さん(43)も店を手伝う。
提供するのは、イタリアンバールで親しまれるエスプレッソや、十和田市産の十和田ガーリックポークと野菜、小麦粉を使ったパニーノなど。イタリアにある地産地消の文化を継承しているという。
店名はイタリア語で「アーチ」や「弓」という意味。飛岡さんは「流鏑馬(やぶさめ)が有名な十和田ともつながり、架け橋というイメージもある。一日に何回でも、日常的に来てほしい」と思いを込めた。
営業は午前11時から。ラストオーダーは午後6時半(月曜定休、祝日の場合は翌日)。
飛岡さんは広島県出身。大学進学で関東地方へ行き、卒業後は建設業の営業事務職として働いていた。
転機は約20年前。雑誌で特集されていた都内のバールへ行き、飲み物を作りながら接客するバリスタの仕事やバールの文化に魅力を感じた飛岡さんはバリスタになりたい-と決意。会社を辞め、飲食業の専門学校で1年間、コーヒーやアルコール、お菓子作りなどを学んだ。
学校卒業の直前には初めて一人でイタリアへ行き、1週間ほどの滞在で約20店舗ほどバールを巡った。「イタリアのバリスタの所作がかっこよくて憧れた。ここで働きたいというのが見えた」という。
卒業後はイタリア菓子などを提供する東京・表参道のバールに就職。1年半ほどの修業を経てバリスタになった。同店で7年間働いた後、パンが中心のバールやコーヒーに特化した店など6店舗ほどを回り、店長も務めた。
十和田市への移住が決まり、「バールがない地域にお店を開きたい」と今年9月に開業した飛岡さん。夫でグラフィックデザイナーの吉川茂利さん(43)も店を手伝う。
提供するのは、イタリアンバールで親しまれるエスプレッソや、十和田市産の十和田ガーリックポークと野菜、小麦粉を使ったパニーノなど。イタリアにある地産地消の文化を継承しているという。
店名はイタリア語で「アーチ」や「弓」という意味。飛岡さんは「流鏑馬(やぶさめ)が有名な十和田ともつながり、架け橋というイメージもある。一日に何回でも、日常的に来てほしい」と思いを込めた。
営業は午前11時から。ラストオーダーは午後6時半(月曜定休、祝日の場合は翌日)。