青森県十和田市の国道102号沿いにある国の天然記念物「法量のイチョウ」(同市法量銀杏木)の黄葉が見ごろを迎えた。近くに住み、25年以上見守っている東北巨木調査研究会の高渕英夫会長によると「13日までは六分といったところだったが、昼夜の気温差を受けてか、14日朝に見ると一気に色づいていた」という。
法量のイチョウは樹齢1100年といわれ、1926(大正15)年に当時の内務省が初めて天然記念物に指定した全国のイチョウ5本のうちの一本。樹高25メートル、幹周りは14.5メートルを誇る。全体の形が角度によってはハート形に見えるため、樹木愛好家から「イエローハート」として親しまれているという。
毎年見に来ているという同市の黒田義昭さん(73)は「大きさも良いが、この辺では最後まで落葉せず残っていて、長く見られるのも魅力」と話した。
一方で、高渕会長によると、気候次第で雨風もないのに一夜で落葉する年もあるといい「昨年は、目を離したほんの1時間のうちに一気に落葉した。きれいなハートを見られるのは今のうちかもしれない」と語った。
法量のイチョウは樹齢1100年といわれ、1926(大正15)年に当時の内務省が初めて天然記念物に指定した全国のイチョウ5本のうちの一本。樹高25メートル、幹周りは14.5メートルを誇る。全体の形が角度によってはハート形に見えるため、樹木愛好家から「イエローハート」として親しまれているという。
毎年見に来ているという同市の黒田義昭さん(73)は「大きさも良いが、この辺では最後まで落葉せず残っていて、長く見られるのも魅力」と話した。
一方で、高渕会長によると、気候次第で雨風もないのに一夜で落葉する年もあるといい「昨年は、目を離したほんの1時間のうちに一気に落葉した。きれいなハートを見られるのは今のうちかもしれない」と語った。