パソコンのカメラに向かって地酒や南部せんべいの食べ方を紹介した後、乾杯する木村所長(左)、宮本部長(左から2人目)ら=八戸市の八戸酒造

 日本航空(JAL)とVISITはちのへは12日、羽田空港から三沢空港へのフライトと青森県八戸市の観光地巡りを仮想体験する「リモートトリップ」を行った。全国各地の約40人が自宅などから参加、ビデオ会議システムを使って客室乗務員や八戸のガイドたちと交流し、旅行気分を満喫した。

 参加者たちは、仮想フライトで飛行機の窓の外の景色を眺めながら三沢空港に到着。オンライン中継で各地にいるガイドの案内を受けながら蕪嶋神社を参拝したほか、八戸酒造の酒蔵見学、八食センターの見学をした。

 八戸酒造では、宮本則男総務部長が南部弁で蔵の歴史や地酒を紹介。八戸せんべい汁研究所の木村聡所長が南部せんべいとサバの缶詰を使った簡単おつまみの作り方を披露した。参加者たちは、事前に有料で届けられた八戸の地酒や南部せんべい、サバの缶詰などを一緒に味わった。

 参加者からは「見どころがたくさんあった。コロナが落ち着いたらウミネコの子育てを見に行きたい」などの声が出ていた。

 今回の試みは、新型コロナウイルスの影響で旅行機会が減っている中、少しでも旅の楽しさを味わってもらうことが目的。冬季ダイヤで三沢-羽田線が増便になることでJAL青森支店は「実際の交流人口増加、地域活性化につながればいい」という。木村所長は「八戸の食や文化、人の魅力が伝わったと思う。コロナ後に行ってみたい所に八戸が選ばれればいい」と語った。

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