【ぐるぐるグルメ】日曜限定 いちごケーキ/田舎館

持ち帰り商品として人気の「エルトベーレ」(手前)などのケーキ

 一年を通じて新鮮なイチゴを味わえる田舎館村の「観光いちご園 アグリいーな田んぼアートの里」。新型コロナウイルスの影響で、過密を避けるために食べ放題コースを予約制にするなどの対応を迫られたが、一方で自慢のイチゴを使った日曜限定のケーキが、お持ち帰り商品として人気を集めている。

 弘前市の洋菓子店ノエルとのコラボ商品「エルトベーレ」(税込み360円)は、真っ赤なイチゴをトッピングしたケーキで、お土産用に5個、10個と買い求める人もいるとか。東北女子短大の学生が考案したイチゴとクリームをスポンジ生地で巻いた「いちごのはこぶね」(同280円)も好調な売れ行き。生地に村内産「あさゆき」の米粉を使っているので、小麦アレルギーの人でも安心だという。

 このほか、アグリいーなの直売所にはパック詰めした旬のイチゴが並び、もぎ取り体験を終えた家族連れは、よく冷えた生ジュースでのどを潤している。ネット販売では、イチゴを使ったパウンドケーキなどの焼き菓子や、地元産の特別栽培米をお取り寄せできる。

 例年なら、県内外から多くの見物客を集める同村の田んぼアートも、今年はコロナ禍で中止に。佐藤遼樹代表は「園内では『なつのたより』という果肉まで赤いイチゴも味わえます。消毒や換気でコロナ対策にも努めていますので、スイーツと一緒に、もぎたてのイチゴをぜひ食べに来てください」と話す。


各ハウスでは季節ごとの新鮮イチゴを味わえる

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 田舎館村の観光イチゴ園「アグリいーな田んぼアートの里」は、気温の下がる夜や雪の降る冬も、温泉熱を利用してハウス内の温度と培地の地温を一定に保つことで、イチゴ狩りが一年中楽しめます。

 アグリいーなでは、12月から6月にかけては甘くて粒の大きい冬イチゴ2品種を、7月から11月には甘酸っぱい夏イチゴ4品種を取り扱っています。どれも安全でおいしい自慢の新鮮イチゴです。

 園内では「いちご焼き菓子」や「いちご生ジュース」「いちごプリン」などの各種スイーツもご賞味いただけます。パウンドケーキなどの焼き菓子は、通販でもお求めいただけますので、ぜひご賞味ください。


いちごプリン トッピングに生のイチゴ、プリンにもピューレを使い、イチゴの魅力たっぷり


いちご生ジュース 旬のとれたて完熟イチゴを使用。冬は甘く、夏はさっぱりとした味わい


いちご焼き菓子 乾燥させたイチゴをふんだんに使い、ふるさと納税の返礼品としても人気

【問い合わせ先】村役場企画観光課(TEL0172-58-2111)/アグリいーな(同55-6016)

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