地元産ワイン楽しめる場に 23日ラウンジ開業

23日オープン予定の青森ワイナリーホテルの「ワインラウンジ709」

 青森県大鰐町の青森ワイナリーホテル1階にワインラウンジが完成し、21日夜、オープニングセレモニーが行われた。「津軽レッドスチューベン」など地元津軽や下北、海外の計24種類のワインを飲み比べることができる。オープンは23日。

 同ホテル内にサンマモルワイナリーの工場はあるが、来館者が十分にワインを楽しめる場がなかったとして、ラウンジを作った。これまではホテル利用客の多くが首都圏からのツアー客などだったが、新型コロナウイルスの影響で激減。町民らに地元産ワインを楽しんでもらう狙いもある。

 利用の仕方は、フロントで千円か2千円の専用のカードを購入しマシンに差し込んで、各地のワインを30ミリリットル200円などで購入して試飲する。

 オープニングセレモニーで、藤田賀津彦取締役総支配人は「ラウンジを通して地元に愛されるホテルになれば。多くの人に下北や津軽のワインを楽しんでほしい」とあいさつした。

 ラウンジの営業時間は午前11時~午後10時半。問い合わせは同ホテル(電話0172-48-2881)へ。

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