「ミャンのへ郵便局」開局5年/三戸

三戸郵便局が4カ月ぶりに開局した「ミャンのへ郵便局」。とらねこたいしょうが窓口で来局者を出迎えた=21日

 三戸郵便局(橋本正俊局長)が2015年4月から毎月第3日曜日、青森県三戸町出身の故馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」にちなみ「ミャンのへ郵便局」として開局するユニークな取り組みを始め、5年が経過した。11ぴきのねこのキャラクターが窓口で応対、関連グッズも局内で購入できることから、県内外から絵本ファンが訪れる。旬の果物など地元産品も販売し、地域にも貢献している。

 6月の第3日曜日の21日。新型コロナウイルス感染防止策として自粛が求められていた都道府県境をまたぐ移動が19日に全面解除されたことを受け、三戸郵便局は3月以降休止していたミャンのへ郵便局を4カ月ぶりに開局した。窓口では、11ぴきのねこのキャラクター「とらねこたいしょう」が、来局した家族連れらに愛嬌(あいきょう)を振りまいた。

 三戸町へサクランボ狩りに訪れた岩手県二戸市の橋場直樹さん(41)一家4人は、郵便局前に立つ11ぴきのねこの石像につられて立ち寄った。橋場さんは「(ミャンのへ郵便局を)全く知らなかったのでびっくり。楽しくていいなと思った」。0歳のころから11ぴきのねこの絵本に親しんでいる長女千笑(ちえみ)ちゃん(2)は「『たいしょう』がかわいい」とにっこり。一家は「また来ようね」と言いながら帰った。

 同郵便局によると、この日は県内外の16組35人が来局した。

 同じ目抜き通りに立地し飲食や買い物が楽しめる「まちの楽校」は日曜定休だが、同日は郵便局の呼び掛けに応じて営業。来局者の一部が訪れ、メニューの「ねこまんまランチ」を味わった。まちのにぎわい創出につながる取り組みに、松尾和子店長(68)は「これからもできる限り協力して一緒にやっていきたい」と話した。

 橋本局長は「『また来たい』『元気になった』と言ってもらい、うれしい」と4カ月ぶりの開局に手応えを感じた様子。「今後もいろいろな人や店と力を合わせ、まちの活性化につなげたい」と語った。

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