「11ぴきのねこ」三戸町にぎわい創出賞

野田代表理事(左)から表彰状を受ける沼沢町長(三戸町提供)

 青森県三戸町が進める町出身の漫画家・故馬場のぼるさんの代表作「11ぴきのねこ」によるまちづくりの取り組みが20日、東京で開かれた寄付活用に特化した表彰イベント「第1回ふるさと納税-未来創造AWARD」(一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアム主催)で、「交流・にぎわい創出賞」を受賞した。

 同イベントには5部門に全国36自治体がエントリー。8月下旬から11月上旬にかけて実施したウェブでの一般投票を経て、三戸町は「交流・にぎわい創出賞」部門に応募した11自治体の中から上位8自治体に入り、ノミネートされた。

 ベルサール新宿グランドで開かれたこの日のイベントには、各自治体の首長や担当者、企業関係者ら約300人が出席。5部門にノミネートされた計28自治体がそれぞれ30秒間のプレゼンテーションを行った後、出席者全員による投票の結果、各部門の上位1~3自治体の受賞が決まった。

 三戸町は沼沢修二町長が登壇し、馬場さんの世界観を生かし、2016年からふるさと納税を活用した取り組みを本格化させてきた歩みを紹介。「11ぴきのねこ」のラッピングバスや列車、ねこの石像設置などの取り組みを挙げ「オンリーワンのまちづくりを展開している」とアピールした。

 表彰式で、同法人の野田憲史代表理事から表彰状を受け取った沼沢町長は「ふるさと納税に関する取り組みが全国的に評価されて、うれしく思う。今後も三戸町を強力に発信し、町のにぎわい創出につなげたい」と喜びを語った。

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