
新型コロナウイルス感染拡大を受け、制作が1年延期され作業が中断している青森県五所川原市の大型立佞武多(たちねぷた)の新作「暫(しばらく)」。一足早く五所川原高校定時制の生徒たちが完成させた「暫」のモザイク壁画が23日、同市の立佞武多の館に展示された。
壁画は縦6メートル、横4メートル。1階入り口付近の多目的ホールに飾られた。定時制に通う全生徒23人が、2.5センチ四方の正方形に切った8色の色紙約2万枚を模造紙に一枚ずつのりで貼り付けた。根気のいる作業を1日2時間続け、9日間かけて作った。
同校は2001年から毎年、新作立佞武多をモザイク壁画にしてきた。例年は7月の文化祭で披露してきたが、新型コロナウイルスの影響により今年は中止に。初めて同館に展示されることになった。
23日、代表して定時制生徒会長の松江椿さん(19)、副会長の櫻庭美倭子さん(17)と山本凛音さん(17)が同館を訪れた。
作品を前に3人は「色紙の切り貼りに時間がかかった」などと苦労を振り返った。松江さんは「(同館に展示すると)県内外の多くの人たちも見てくれると思う。飾ってくれてうれしい」と笑顔で語った。
同館は作品を多くの来館者に見てもらおうと、来夏まで展示する。今後、毎年展示することも検討しているという。
壁画は縦6メートル、横4メートル。1階入り口付近の多目的ホールに飾られた。定時制に通う全生徒23人が、2.5センチ四方の正方形に切った8色の色紙約2万枚を模造紙に一枚ずつのりで貼り付けた。根気のいる作業を1日2時間続け、9日間かけて作った。
同校は2001年から毎年、新作立佞武多をモザイク壁画にしてきた。例年は7月の文化祭で披露してきたが、新型コロナウイルスの影響により今年は中止に。初めて同館に展示されることになった。
23日、代表して定時制生徒会長の松江椿さん(19)、副会長の櫻庭美倭子さん(17)と山本凛音さん(17)が同館を訪れた。
作品を前に3人は「色紙の切り貼りに時間がかかった」などと苦労を振り返った。松江さんは「(同館に展示すると)県内外の多くの人たちも見てくれると思う。飾ってくれてうれしい」と笑顔で語った。
同館は作品を多くの来館者に見てもらおうと、来夏まで展示する。今後、毎年展示することも検討しているという。