黒石市中心部にこみせ風複合宿泊施設オープン

8日にプレオープンした「こみせの宿 ホテル逢春」。外装は「こみせ」風とした=8日、黒石市横町

 青森県黒石市中心市街地活性化基本計画の一環として、同市横町に整備が進んでいた複合宿泊施設「こみせの宿 ホテル逢春(ほうしゅん)」が8日、プレオープンした。新型コロナウイルスの影響で、5月いっぱいは喫茶と物産コーナーのみ営業する。6月1日から宿泊営業を始め、全館オープンとなる。

 同市の民間企業「逢春」(福原真一社長)と、こみせ通り商店街振興組合(村上陽心(あききよ)理事長)が協力し、旧七兵衛(しちべえ)サマ薬局跡地で2019年10月に着工、20年3月に完成した。鉄骨2階建てで延べ床面積887.78平方メートル。総事業費は約3億5千万円で、建物建設費約3億3千万円の3分の2は国の補助金を活用した。

 オープンは当初、大型連休に合わせ4月下旬を予定。数件の宿泊予約があったが、新型コロナの感染拡大防止のため、6月に延期した。

 外装は、近くの中町などに残る木造アーケード「こみせ」風にデザイン。1階は喫茶、物産コーナーのほか、宴会や催事などに対応する最大120人収容の多目的ホールを整備した。2階は最大42人を収容できる和・洋15の客室と、会議室を備えた。

 8日、午前10時の開店直後にめいと2人で訪れ、一番乗りとなった藤崎町の会社員仲宗根みゆきさん(48)は「街中に宿泊施設があれば観光にも便利。建物は大きすぎず小さすぎず、雰囲気がいいですね」と話した。

 福原社長は「コロナでオープンが延びたが、準備期間ができたと前向きに捉えている。観光の拠点として使っていただき、周辺の商店街や飲食店などの活性化につなげたい」と期待。新岡常雄黒石商工会議所会頭は「昔から宿泊施設が少ないことが課題だった。大いに利用してほしい」と語った。

 喫茶コーナーの営業時間は午前10時~午後3時。

先行して営業を始めた1階の喫茶、物産コーナー。奥に見えるのが多目的ホール

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