黒石の若手経営者、市内飲食店をSNSで支援

「#黒石エール飯」のチラシを持つ松の湯交流館の人たち

 新型コロナウイルス感染症防止のための外出自粛などで経営環境が厳しさを増す飲食店を支えようと、黒石市内でも「#黒石エール飯(めし)」の取り組みが始まった。

 市民らが、好きな店の持ち帰り料理を会員制交流サイト(SNS)で発信して応援し、その輪を広げることで落ち込んだ地域経済の浮上を図る。

 先に「#弘前エール飯」のプロジェクトを始めた弘前市の若手経営者や、エール飯を全国で最初に行った大分県別府市関係者の協力を得て、黒石市で飲食業に携わる松の湯交流館代表の村上陽心(あききよ)さん(36)らが実行委員会を急きょ結成し、10日夜に開始した。

 一般市民らは、黒石の飲食店で持ち帰りの食べ物を購入し、撮影してフェイスブック、ツイッター、インスタグラムに「#黒石エール飯」のハッシュタグ(検索目印)を添えて投稿する。飲食店が持ち帰り料理の写真を投稿してもよい。

 村上さんは「メンバーを増やし、いろいろな仕掛けをして黒石を元気にしたい。(同様の取り組みをしている)弘前や青森などとも連携したい」と話す。

 SNSを利用できない人向けに、チラシによるPRも準備中。問い合わせは、松の湯交流館(電話0172-55-6782)へ。

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