青森県十和田市が市民に寄り添う交通手段として新たに運営する市街地循環バス2台と西地区シャトルバス1台の本格運行が1日、始まった。外観を著名なアーティストの写真やデザインで装い、市民や観光客に「アートの街」をアピールする。
市街地循環バス2台(36人乗り)の外観は写真家・映画監督の蜷川実花(にながわみか)さん、美術家の飯川雄大(いいかわたけひろ)さんがそれぞれ担当。市中心部と旧十和田湖町地区を結ぶ西地区シャトルバス(10人乗り)は、美術家の曽谷朝絵(そやあさえ)さんが担当した。市街地循環バスの車内は床が低く、高齢者や子どもも乗り降りが楽なつくり。運賃は乗車1回につき小学生以上100円。ただし4、5月は無料。
1日朝、市民交流プラザトワーレで記念式典が行われ、小山田久市長が「なかなか見られない、素晴らしくインパクトのあるバスができた。『アートの街』を大いに発信できる」と完成を祝福した。バスは市民らに見送られ、早速街へ。若葉公園バス停から乗ってきた馬場淑子さん(61)は、蜷川さんがデザインした花の写真に包まれたバスを見て「とてもすてき。あまりに目立つのでびっくりしちゃった。市内を出歩くのに、これまでちょうどいいバス路線がなくて困っていた。値段も安く、とても助かる」と話していた。
車両3台は市が購入し、運行は市街地循環バス2台を十和田観光電鉄、西地区シャトルバスを青森タクシーに委託している。市は本格運行に先立ち2018、19年度の2カ年にわたり試験運行を重ねてきた。
市街地循環バス2台(36人乗り)の外観は写真家・映画監督の蜷川実花(にながわみか)さん、美術家の飯川雄大(いいかわたけひろ)さんがそれぞれ担当。市中心部と旧十和田湖町地区を結ぶ西地区シャトルバス(10人乗り)は、美術家の曽谷朝絵(そやあさえ)さんが担当した。市街地循環バスの車内は床が低く、高齢者や子どもも乗り降りが楽なつくり。運賃は乗車1回につき小学生以上100円。ただし4、5月は無料。
1日朝、市民交流プラザトワーレで記念式典が行われ、小山田久市長が「なかなか見られない、素晴らしくインパクトのあるバスができた。『アートの街』を大いに発信できる」と完成を祝福した。バスは市民らに見送られ、早速街へ。若葉公園バス停から乗ってきた馬場淑子さん(61)は、蜷川さんがデザインした花の写真に包まれたバスを見て「とてもすてき。あまりに目立つのでびっくりしちゃった。市内を出歩くのに、これまでちょうどいいバス路線がなくて困っていた。値段も安く、とても助かる」と話していた。
車両3台は市が購入し、運行は市街地循環バス2台を十和田観光電鉄、西地区シャトルバスを青森タクシーに委託している。市は本格運行に先立ち2018、19年度の2カ年にわたり試験運行を重ねてきた。