悪天候でも十和田湖に キッズスペース開設

十和田湖畔桜楽内に設けられたキッズスペース「ASOVIVA」

 悪天候の日や冬季でも観光客や地元住民に十和田湖を楽しんでもらおうと、湖畔の宿泊施設がキッズスペース「ASOVIVA」を開設し20日、内覧会が行われた。子どもが楽しみ、保護者がリラックスできる空間を設けるとともに、地域の交流拠点としても生かしたい考えだ。

 開設したのは、不動産業などを営むR&D(桜庭匠代表、本社・東京)が廃業施設を購入して改装、2023年7月にオープンした「十和田湖畔桜楽(さくら)」(十和田市)。使われていなかった2階の大広間を整備した。桜庭代表は「子どもの遊び場や悪天候時などの際楽しめる場所がないという地域の課題を解決したかった」と語る。

 キッズスペースは広さ約334平方メートル。県内初導入の拡張現実(AR)式室内運動ゲーム「DIDIM」をはじめ、滑り台やボルダリング、幼児向けの車や絵本などをそろえた。全体を見渡せる開放的な空間にすることで、保護者がリラックスしながら子どもたちに目が行き届くようにした。

 内覧会に1歳8カ月の息子と訪れた工藤アンナさん(30)=弘前市=は「けがをしないように細かいところまで配慮されているので安心できる」。横山暖(はる)ちゃん(4)=青森市=は「ゲームも滑り台も車も、いっぱい遊んだ」と声を弾ませた。

 現在は宿泊者限定だが、6月ごろから宿泊者以外も有料で利用できるようになる。フリードリンクや遊具などを随時、追加し充実させる方針。1階にはすし店のオープンも予定しており、夜間営業の飲食店がないという地域課題に対応する。

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