町名産の牛肉味わう 田子「にんにくとべごまつり」開幕

バーベキューを楽しむ来場者たち

 青森県田子町の「にんにくとべごまつり」が5日、創遊村229(にんにく)スキーランド特設会場で2日間の日程で始まった。県内外から多くの人が詰め掛け、町名産の牛肉とニンニクを存分に味わった。

 同まつり実行委員会が主催。黒毛和種の牛肉と地域ブランド「たっこにんにく」のPRや販売促進を目的としており、今年で34回目を迎えた。

 朝早くから家族連れが次々訪れ、屋内外に設置された鉄板の上で牛肉やニンニク、野菜のバーベキューを楽しんだ。一晩かけてじっくり焼き上げた牛半頭分の丸焼きは、あふれる肉汁ととろけるような食感が大人気。さらにさまざまな飲食店ブースが並び、長い人の列ができた。地元の田子高校、田子中学校の生徒たちも接客や清掃など、裏方として大忙しだった。

 田子町の会社員磯邊春香さん(23)は「肉が厚くてとってもジューシー」と大喜び。三沢市の会社員山口風太さん(23)は「普段口にしている肉とはやはり質が違う。めちゃめちゃおいしい」と満足そうに話した。実行委は2日間で延べ1万人超の来場を見込んでいる。

 また田子町などはまつり前日の4日、7月に銃乱射事件が起きた米国ギルロイ市の姉妹都市協会、9月に台風被害に見舞われた千葉県多古町と交流。それぞれに対し、支援金50万円の目録を渡した。

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