300年以上の歴史を持つ「箭根森(やのねもり)八幡宮例大祭」が14~16日、青森県佐井村で開かれた。村中心部の古佐井地区と大佐井地区の青年や子どもたちが威勢のいい掛け声とともに、きらびやかに飾った山車を引き、秋を迎えた漁師町を活気付けた。
15日は、地区の家一軒一軒を回って神楽を舞い、家内安全や大漁、豊作を祈願。その後に御輿(みこし)2基と山車2台の行列が続き、沿道の住民らを楽しませた。
同例大祭は江戸時代にヒバの積み出しなど海運で栄えた歴史から、京都祇園祭の流れをくんでおり、元禄9(1696)年に始まったとされる。近年は人手不足から、通常4台で行う山車運行の規模を縮小するなどして実施している。山車運行を担う大佐井青年会の奥本太朗会長(48)は「年々若者の数が減り、今までの形を維持するのが難しくなってきたが、地域の人たちが一丸となって続けていこうと頑張っている」、古佐井共済会の中村誠会長(46)は「運行コースの縮小なども視野に入れ、人手が少なくなっても絶えることのないよう継承していきたい」と語った。
15日は、地区の家一軒一軒を回って神楽を舞い、家内安全や大漁、豊作を祈願。その後に御輿(みこし)2基と山車2台の行列が続き、沿道の住民らを楽しませた。
同例大祭は江戸時代にヒバの積み出しなど海運で栄えた歴史から、京都祇園祭の流れをくんでおり、元禄9(1696)年に始まったとされる。近年は人手不足から、通常4台で行う山車運行の規模を縮小するなどして実施している。山車運行を担う大佐井青年会の奥本太朗会長(48)は「年々若者の数が減り、今までの形を維持するのが難しくなってきたが、地域の人たちが一丸となって続けていこうと頑張っている」、古佐井共済会の中村誠会長(46)は「運行コースの縮小なども視野に入れ、人手が少なくなっても絶えることのないよう継承していきたい」と語った。