日本三大霊場の一つ、青森県むつ市の恐山で20日、夏の大祭が始まった。県内外から多くの参拝者が訪れ、亡き人をしのんだ。
駐車場には朝早くからバスや車が並んだ。参拝者は荒涼とした岩場や、美しい宇曽利山湖の岸辺などを巡り、地蔵にそっと手を合わせた。あちこちに風車が立てられ、カラカラと音を立てて回っていた。
菩提寺(ぼだいじ)総門近くでは、死者の霊を呼び寄せるというイタコの口寄せに長い列ができていた。
さいたま市から訪れた夫婦は「昨年、身内を2人亡くしたので、供養のために来た。恐山は初めてだが、亡くなった身内のそばに来たような気がする」と話した。夏の大祭は24日まで。22日には、藩政時代の山主の参拝を再現する「山主上山式」を行う。
駐車場には朝早くからバスや車が並んだ。参拝者は荒涼とした岩場や、美しい宇曽利山湖の岸辺などを巡り、地蔵にそっと手を合わせた。あちこちに風車が立てられ、カラカラと音を立てて回っていた。
菩提寺(ぼだいじ)総門近くでは、死者の霊を呼び寄せるというイタコの口寄せに長い列ができていた。
さいたま市から訪れた夫婦は「昨年、身内を2人亡くしたので、供養のために来た。恐山は初めてだが、亡くなった身内のそばに来たような気がする」と話した。夏の大祭は24日まで。22日には、藩政時代の山主の参拝を再現する「山主上山式」を行う。