むつ下北と横浜町の合わせて6市町村の名産品販売の拠点となる「まさかりプラザ本店」が青森県むつ市田名部町のむつ来さまい館に移転し13日、リニューアルオープンした。

　まさかりプラザ本店は今年4月に発足した地域連携DMO「一般社団法人しもきたツーリズム」が運営。床面積は、道路を挟んで斜め向かいの旧まさかりプラザ（むつ下北観光物産館、同市柳町1丁目）にあった時とほぼ同じ約140平方メートル。6市町村の銘菓や加工食品、木工品など約2500点を販売。今季は前年度実績の7347人以上の入り込み客を目指している。

　開館記念セレモニーで、しもきたツーリズム理事長の山本知也むつ市長は「6市町村の良いもの、おいしいもの、工芸品も含めて、ここから発信できるように取り組んでいく」とあいさつ。山本理事長をはじめ石橋勝大横浜町長らがテープカットをして、新たな船出を祝った。

　旧施設1階にあった売店コーナーが4月から休業し移転準備を進めてきた。旧施設は貸事務所「むつまちなかオフィス」に生まれ変わり、しもきたツーリズムが入居済みのほか、むつ商工会議所が移転予定。JR下北駅前では2010年からまさかりプラザ下北駅前店が営業している。

　開店を記念しこの日は5％割引セールを実施。19～21日も行う。