4日早朝、ハクチョウの飛来地として知られる青森県平内町の浅所海岸で、海面から霧が立ち上る現象・気嵐(けあらし)が見られた。湯気のようにもうもうと霧が立ち込め、朝日を浴びてオレンジ色に染まった。
気嵐は、前日から気温が下がり冷たくなった空気が温かい水面の上にある時、海から蒸発する水蒸気が冷えて発生。放射冷却現象が起きた秋や冬の朝に見られることがある。青森地方気象台によると、この日の各地の最低気温(午後5時現在)は青森1.4度、五所川原2.3度、むつ氷点下1.4度など10地点で今季一番の冷え込みとなった。
午前6時過ぎの同海岸ではハクチョウ約20羽が羽休め。やがて朝日が昇ると、逆光の中で美しいシルエットをつくった。
気嵐は、前日から気温が下がり冷たくなった空気が温かい水面の上にある時、海から蒸発する水蒸気が冷えて発生。放射冷却現象が起きた秋や冬の朝に見られることがある。青森地方気象台によると、この日の各地の最低気温(午後5時現在)は青森1.4度、五所川原2.3度、むつ氷点下1.4度など10地点で今季一番の冷え込みとなった。
午前6時過ぎの同海岸ではハクチョウ約20羽が羽休め。やがて朝日が昇ると、逆光の中で美しいシルエットをつくった。