漫画シャーマンキング「麻倉葉」らが夜景観光大使に むつ市が任命

吉田副市長(左)から委嘱状を受け取った麻倉葉

 青森県むつ市は25日、人気漫画「シャーマンキング」の登場人物・麻倉葉(よう)と麻倉アンナ、マタムネを市の「夜景観光大使」に任命した。昨年7月、国内で初めて「世界夜景遺産」に認定された同市の釜臥山展望台からの夜景などをPRする。

 シャーマンキングは蓬田村出身の漫画家・武井宏之さんの作品。作中では同市を舞台とした「恐山ル・ヴォワール」編が人気で、主人公の麻倉葉とアンナの幼少期、マタムネとの出会いが描かれている。以前からむつ警察署がホームページキャラクターとして武井さんがデザインした「アンナちゃん」を起用するなどの縁があり、出版元の講談社が市に「大使」への任命を提案した。

 釜臥山展望台で行われた任命記念イベントで、吉田真副市長が麻倉葉の着ぐるみに委嘱状を手渡した。武井さんが書き下ろした麻倉葉たちのイラストとロゴがあしらわれた夜景PRポスターもお披露目。ポスターは全部で10枚。同展望台や市役所、むつ来さまい館などに展示され、釜臥山から見る夜景の素晴らしさを観光客などに伝える。

 吉田副市長は「シャーマンキングシリーズの聖地として多くの人に来てもらえるきっかけになれば。大使と一緒にむつ下北観光を盛り上げていきたい」と語った。

 標高785メートルにある同展望台は、羽を広げたアゲハチョウに例えられる夜景の観賞スポット。冬季閉鎖しており、今年の営業は11月3日まで。

シャーマンキングのキャラクターがデザインされた釜臥山展望台の夜景PRポスター

むつ市

青森
新日本プロレス本間「むつ元気にしたい」
青森
名物の焼き干し復活を むつ・脇野沢で体験ツアー
青森
半島つなぐ「かけはし」に/むつ湾フェリー新船名公表
青森
地元名産肉堪能「にぐフェス」初開催/むつ
青森
田名部まつり、街は熱気に