
日本三大霊場の一つ、青森県むつ市の恐山が1日、冬季の休山期間を終え半年ぶりに開山した。午前6時の開門から参拝客や県内外の観光客が次々と足を運び、手を合わせながら亡き人をしのんで祈りをささげていた。
硫黄のにおいが漂い、火山ガスが噴き出す荒涼とした岩場は「地獄」に例えられ、宇曽利山湖の水面と白浜が一面に広がる極楽浜は「極楽浄土」を思わせる。青空が広がった1日は多くの観光客らがカメラで写真を撮影したり、賽(さい)の河原、大平和観音などを巡って静かに手を合わせるなど、思い思いに散策していた。
山形県米沢市の渡部英之さん(38)は、初めて訪れたといい「普段は見られないような荘厳で壮大な風景」と感激した様子だった。
開山期間は10月末まで。7月20~24日は恐山大祭が行われる。
硫黄のにおいが漂い、火山ガスが噴き出す荒涼とした岩場は「地獄」に例えられ、宇曽利山湖の水面と白浜が一面に広がる極楽浜は「極楽浄土」を思わせる。青空が広がった1日は多くの観光客らがカメラで写真を撮影したり、賽(さい)の河原、大平和観音などを巡って静かに手を合わせるなど、思い思いに散策していた。
山形県米沢市の渡部英之さん(38)は、初めて訪れたといい「普段は見られないような荘厳で壮大な風景」と感激した様子だった。
開山期間は10月末まで。7月20~24日は恐山大祭が行われる。
