嫁としゅうとめ、コミカルに描く 28、29日・青森で劇団支木公演「終わらない人たち」

劇団支木「終わらない人たち」の稽古に励む役者たち

 青森市の劇団「支木」は28、29の両日、定期公演「終わらない人たち」を同市のアウガ5階AV多機能ホールで上演する。

 77回目となる公演は、同劇団座付き作家の田辺典忠さんが原作。戦後80年に絡み、戦時中の回想シーンなども織り交ぜながら、今も昔も変わらない嫁しゅうとめ問題をコミカルタッチで描く。中野健さんが潤色・演出を担当した。

 柏木家の嫁・珠子は、義理の母すぎを老人ホームに入居させようとひそかに画策していた。それを知ったすぎは腹を立て、亡き夫の十三回忌法要をたった一人で済ませてしまう。母親を施設に入所させることに対し、家族の考え方が異なることが次第に明らかになる-。

 中野さんが同劇団を演出するのは約20年ぶりで「家族の問題は100人居れば100通りある。笑いながら家族の関係を見つめ直してもらえれば」と話している。

 出演は小山内紀子さん、羽沢俊雄さん、秋田美紀さん、森未希子さんら。

 開演は、28日が午後6時半、29日が午後1時と同4時半(開場はいずれも30分前)。チケットは前売りが一般1800円、小中高生500円。当日券は一般2千円、小中高生800円。問い合わせは同劇団(電話090-7064-7095)へ。

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