ハナショウブ見ごろ/弘前・藤田記念庭園

各地から訪れた行楽客が満開のハナショウブを楽しんだ弘前市の藤田記念庭園=26日午前

 青森県弘前市の藤田記念庭園で、園内に植えられたハナショウブが見ごろを迎えている。穏やかな天候となった26日も各地から行楽客が訪れ、咲き誇る花々の姿を楽しんでいた。

 園内では、低地部にある水路や池のほとりに「長井小紫」「桃霞(がすみ)」「西行桜」など57種類、約3千本のハナショウブが植えられ、今年は今月中旬に開花した。

 26日の同市は青空が広がり、来園者はゆっくりと周辺を巡りながらほぼ満開となった白や紫、黄色の花々を堪能。お気に入りの花にはカメラやスマートフォンを向け、写真に収めていた。

 同市の工藤悦子さん(59)は「数年ぶりに来てみたが、色の鮮やかさに気持ちが癒やされる」と笑顔。庭園を管理する市みどりの協会の稲部晃輔さん(32)は「品種ごとの色や背丈を考えた植栽も見どころです」と話した。

 見ごろは7月上旬まで続き、27日には同庭園が無料開放される。問い合わせは同庭園事務所(電話0172-37-5525)へ。

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