江戸美没入「インパクト大」/青森・浮世絵展開幕

青森市の東奥日報新町ビルNew’sホールで開幕した「動き出す浮世絵展AOMORI」=11日午前

 最先端技術を駆使したアート展覧会「動き出す浮世絵展AOMORI」(東奥日報社、青森放送、東奥日報文化財団主催)が11日、青森市の東奥日報新町ビルNew’sホールで開幕した。親子連れらが詰め掛け、美しい浮世絵の世界に見入っていた。

 同展は葛飾北斎や歌川国芳ら世界的な浮世絵師の作品300点以上を基に、3DCGアニメーションなどを駆使して再構築したデジタルミュージアム。「イマーシブ」と呼ばれる没入型コンテンツで、浮世絵の世界に浸ることができる。北海道・東北では初開催となる。

 各空間にさまざまなコンセプトがあり、来場者が九つの空間を自分のペースで楽しめるのが魅力。「藍」をテーマにした空間は、正面、左右、床にダイナミックな荒波が映し出され、海中で魚の群れや巨大なクジラと一緒に泳いでいるような気分を味わえる。「雅(みやび)」は富士山を模した立体や背景に色鮮やかな風景を投影しており、四季の移ろいなどを感じられる。

 来場者は空間ごとに異なる雰囲気を味わいながら、スマートフォンで動画や写真を撮影するなど満喫。家族と訪れた山内佑真さん(青森市立堤小学校6年)は「波やクジラのインパクトがすごく、浮世絵の世界に入り込んだようだった。江戸の文化と現代の技術が一体となっていて面白かった」などと話した。

 浮世絵展は8月30日まで。開催時間は午前10時~午後6時。観覧料は大学生・一般1800円、中高生千円、3歳~小学生600円、2歳以下は無料。

青森市

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