平川ねぷたまつり出陣の「世界一」武者見参

勇壮な武者姿が描かれた「世界一の扇ねぷた」

 8月2、3日に青森県平川市中心部で開かれる「平川ねぷたまつり」に出陣する「世界一の扇ねぷた」の絵の張り替えが7月13、14日、同市のねぷた展示館で行われ、勇壮な武者姿を描いた鏡絵をまとった山車が完成した。

 鏡絵は同市のねぷた絵師で書家の西谷昇仙さん(60)が制作した。今回のテーマは「岩楯(いわだて)の曽我貞光、小栗山(こぐりやま)合戦の図」。弘前市史には南北朝時代の1336年5月、足利尊氏の北朝側についた津軽の曽我貞光は南朝側の武将・倉光孫三郎の拠点だった小栗山(現在の弘前市)を攻めたという記載がある。

 13日に高所作業車を使い鏡絵を張り終え、14日は市商工観光課職員や世界一の扇ねぷた運行実行委会員ら23人が、土台の骨組みに紙を張り最後の仕上げを行った。世界一の扇ねぷたは、長年使い続けた骨組みと土台が老朽化したため17年に一新。現行の山車は、高さ12メートル、幅9.2メートル、重さ約6トンで、従来より1メートル高くなった。

 作業を行った同課観光係の今井紳椰(しんや)さん(24)は「今年は令和元年の記念すべき平川ねぷたまつり。トリの世界一の扇ねぷたをはじめ、色んなねぷたを見てほしい」と話した。

 世界一の扇ねぷたは16日から展示館で一般公開される。

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