雪囲い外し、盛美園に春 12日開園へ作業着々/平川

盛美園の樹木の雪囲いを取り外す庭師たち

 青森県平川市猿賀の国指定名勝盛美園で8日、雪の重みから樹木を守っていた雪囲いの取り外しが始まった。地元の造園業者の6人が、まだ残雪が見られる園地で手際よく作業を進め、12日の開園に備えていた。

 この冬、園内は最高で約150センチの積雪があり、マツの木1本が折れ伐採したほか、シンボルの建物である盛美館の雨どいが一部損壊するなどの雪害があった。

 庭師たちは昨年11月に施した雪囲いの縄をほどき、大雪を乗り越えたイチイやマツなどの樹木から支柱や板を外していった。

 平川市観光協会の須藤力主任は「秋には夜間ライトアップなどの予定しており、楽しんでもらえれば」と話していた。営業時間は午前9時~午後5時(10~11月は午後4時半まで)。料金は大人500円、中・高校生330円、小学生220円。

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