弘南鉄道(本社青森県平川市)の新たなイベント列車「津軽時巡(とぎめぐ)号」が17日、デビューした。この日は、台湾からの団体客を乗せて運行。乗客は「和」をコンセプトとした内装や車窓からの景色を満喫した。
初めての乗客になったのは台湾から訪れた35人で、貸し切りの車内で振る舞われた豚汁や弁当に舌鼓を打った。電車での旅は初めてという台北市の陳純敏さん(25)は「地元の風景を楽しめたのが良かった」と話した。
運行に先立ち、弘前駅では、列車の名称とデザインの考案者を表彰。名称を考えた弘前市の会社員前田敏寿(としひさ)さん(46)が出席し「時を巡るワクワクした旅の舞台になってほしいとの思いを名称に込めた。末永く親しまれる列車になってほしい」と期待を込めた。外装は、春夏秋冬のイメージを日本の伝統色で表したもので、東京都江東区の会社員四十澤(あいざわ)尚喜さんが考えた。
イベント列車には現時点で月に3、4件ほど国内外から予約が入っているといい、弘南鉄道の成田敏社長は「国内外の旅行客が楽しめる列車にしたい」と意気込んだ。
初めての乗客になったのは台湾から訪れた35人で、貸し切りの車内で振る舞われた豚汁や弁当に舌鼓を打った。電車での旅は初めてという台北市の陳純敏さん(25)は「地元の風景を楽しめたのが良かった」と話した。
運行に先立ち、弘前駅では、列車の名称とデザインの考案者を表彰。名称を考えた弘前市の会社員前田敏寿(としひさ)さん(46)が出席し「時を巡るワクワクした旅の舞台になってほしいとの思いを名称に込めた。末永く親しまれる列車になってほしい」と期待を込めた。外装は、春夏秋冬のイメージを日本の伝統色で表したもので、東京都江東区の会社員四十澤(あいざわ)尚喜さんが考えた。
イベント列車には現時点で月に3、4件ほど国内外から予約が入っているといい、弘南鉄道の成田敏社長は「国内外の旅行客が楽しめる列車にしたい」と意気込んだ。