
弘南鉄道(本社・青森県平川市)は12日、弘南線(弘前-黒石間)で、1929(昭和4)年製造の国内最古の現役ラッセル車「キ104」の試運転を行い、本格的な降雪期に向け準備を進めた。
同日午前9時過ぎ、運転士ら10人が黒石市の黒石駅に集まり、ラッセル車と電気機関車=23(大正12)年製造=に乗り込み、線路上の雪をかく「フランジャー」や車両両脇の「ウイング」の動作確認などを行った。
その後、湿った雪が降る中、同駅を出発し、いくつかの駅に停車しながら、作業時の手順などを確認。約1時間半かけて弘前駅まで試運転した。
船越信哉取締役常務は「(今冬は暖冬少雪といわれているが)ドカ雪が降ったりした時など、いろいろな対応ができる体制づくりをしたい。車両の故障などがないよう定期的に点検し、安全運転に努めていきたい」と話した。
同社は大鰐線(大鰐-中央弘前間)にも37(昭和12)年製造のラッセル車「キ105」を配備しており、今後試運転を実施する。
同日午前9時過ぎ、運転士ら10人が黒石市の黒石駅に集まり、ラッセル車と電気機関車=23(大正12)年製造=に乗り込み、線路上の雪をかく「フランジャー」や車両両脇の「ウイング」の動作確認などを行った。
その後、湿った雪が降る中、同駅を出発し、いくつかの駅に停車しながら、作業時の手順などを確認。約1時間半かけて弘前駅まで試運転した。
船越信哉取締役常務は「(今冬は暖冬少雪といわれているが)ドカ雪が降ったりした時など、いろいろな対応ができる体制づくりをしたい。車両の故障などがないよう定期的に点検し、安全運転に努めていきたい」と話した。
同社は大鰐線(大鰐-中央弘前間)にも37(昭和12)年製造のラッセル車「キ105」を配備しており、今後試運転を実施する。
