弘前菓子組合が「桜物語」を4月から販売

「弘前桜物語」として販売する菓子の一例

 弘前菓子組合(山本清寛組合長)は4月1日から、弘前公園の桜をモチーフにした菓子を青森県弘前市内外の10店舗で販売する。商品名は「弘前桜物語」で、各店が新たに考案した商品を1店舗につき1種類売り出すほか、各店舗で異なる10種類のポストカードを配り、店を巡ってもらう。27日、同組合のメンバー4人が弘前市役所を訪れ、桜田宏市長に取り組み内容を説明した。

 同市は、弘前公園でソメイヨシノに続いて咲く七種類の八重桜「七桜(しちざくら)」や、桜守がお勧めする7カ所の風景「七景」など、園内の桜の見どころを紹介しており、同組合は菓子でもこれらを楽しんでもらおうと商品作りを企画。同市と平川市の計10店舗が味や見た目で桜や景色を表現したマドレーヌやかりんとう饅頭(まんじゅう)、ようかんなどを考案した。

 数種類を試食した桜田市長は「七景のどこかで食べたり、弘前のコーヒーやシードルなどの飲み物と組み合わせてもらったりするのも良いと思う」と喜んだ。山本組合長は「10店舗もあるので巡って楽しんでもらえると思う。それぞれの店の個性を探し出してほしい」と語った。

 販売は5月31日まで。今後、同組合のホームページに参加店舗を掲載する予定。

桜田市長(右から2人目)に取り組み内容を説明した弘前菓子組合のメンバーら=27日午後、弘前市役所

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