西目屋村 「白神そば」水源の里の恵み


 津軽平野を潤す岩木川の源流、白神山地を擁する西目屋村へ。雪解けに勢いを増す水流は、ブナの森を映したかのような深緑色で、新年度が始まる春先ならではの色彩だとか。ということで、本年度の連載は「世界遺産と水源の里」西目屋村から「白神そば」でスタートです。

 村内で白神そばが味わえるのは、道の駅「津軽白神」のレストランのほか、隣接する加工施設「味な工房」のそば打ち体験(要予約)に参加する方法も。

 「そばの実を石臼で丁寧に挽(ひ)いて自家製粉しているので、香りが良く、味も濃いそばに仕上がります」と桑田翼駅長(42)。そば打ちに励むこと15年、今ではそば打ち体験の講師も務め、「打ちたての濃厚な味は想像以上。秋冬は新そばも楽しめますよ」。

 食リポ担当は、「おそば大好き」村保健師の茶谷麻木子さん(40)。先日は1歳になる双子の「おそばデビュー」もこちらのレストランで果たしたそうで「白神の水もいいせいか、本当にそばの香りがいい。夏場は冷たい十割そばで決まりですね」。

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 県内の食の魅力を発信する本社事業「うまい森 青いもり」は10周年を迎え、当連載もパワーアップ。取材担当を6人に増強し、各地の美味を紹介します。

■「味な工房」そば打ち体験の予約、問い合わせは電話0172-85-2911

【桑田豊昭村長から】名水あるところ「銘そば」あり
 西目屋村産のそばは「白神そば」と名付けられ、世界自然遺産・白神山地の豊かな水と風土が育んだ、村ナンバーワンの名物です。

 水がきれいで昼夜の寒暖差が大きい西目屋村は、知る人ぞ知るそばの名産地。栽培から脱穀、製粉と全て村内で行っています。

 そんなメイド・イン・白神のそば粉100%で製造した「白神十割そば」は味良し、香り良し、のど越し良し。三拍子そろった、滋味あふれる名産品は、白神山地からの贈り物です。ぜひ、ご賞味ください。

【さらにチェック】お土産用の半生麺、乾麺も人気
 道の駅「津軽白神」によると、お土産品コーナーでは半生麺タイプの「白神八割そば」や乾麺の「白神のそば」も人気商品。もっと気軽に、自宅で山盛り食べたい人にもおすすめです。

 半生麺の八割そばは、風味やのど越しが打ちたてに近く、一方の乾麺は半生麺より3倍量のそば粉を使って濃縮乾燥させるため、コシの強さと一層濃厚な味わいが特徴という。

 どちらも200グラム入り750円、400グラム入り1450円。問い合わせは道の駅(電話0172-85-2855)へ。

石臼自家製粉にこだわる西目屋名産の「白神そば」。十割そばはレストランで味わえる(ざるそば750円)=5月上旬、西目屋村の道の駅「津軽白神」

桑田翼駅長

半生麺の「白神八割そば」

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