三沢のほっき丼 「食べにおいでよ!」第31回


 肉厚プリプリの食感にうま味が強い、冬の味覚ホッキガイ。長く刺し身一択と思い込んでいて、すみませんでした。

 三沢漁港で水揚げされたホッキガイを使ったご当地グルメ「三沢ほっき丼」のバラエティーときたら。刺し身、天ぷら、すき焼き、石焼きビビンバ、ジャンバラヤ(米国風パエリア)と多彩。今季キャンペーンに参加する市内22店舗のラインナップです。

 今回は「Momo's Izakaya 福」の「和風石焼ほっき丼」を撮影。石鍋に熱々の雑炊、最後にホッキガイの刺し身と青ジソを載せて完成です。

 「レアなホッキから半生のホッキと、石鍋の熱で変化が楽しめますよ」。店主の工藤ももさん(46)に貝をさばくところからレクチャーしてもらい、手元ばかり凝視していたら、なんとシンガーソングライターのモモさんでした。

 「福田屋食堂」から「お食事処ふく田」「福」と、祖母の代から母と続いて実家の飲食店を営み、音楽と二つの道に情熱を注いでいる。「全部好きなことだから。試行錯誤しながらですけど、ほっとするような、癒やしの場所になれれば」。新感覚のほっき丼も作れば料理に使う野菜もパンも歌も作る。調理場にはきょうも心地良い音が響いている。

■福への予約・問い合わせは電話0176-53-1492

■キャンペーンに関する問い合わせは三沢市観光物産課(電話0176-53-5111)

【小桧山吉紀市長から】必食ご当地グルメ盛りだくさん
 三沢市の農畜水産物は、いずれも全国屈指の品質を誇ります。冬のこの時期は、特にホッキガイがおすすめです。白い貝殻に加熱すると桜色になる身、肉厚でプリプリの食感は大変人気です。とれたての刺し身はもちろんのこと、調理方法次第でさまざまな味わいや食感が楽しめます。

 さらに「三沢基地空自空上げ」や「パイカ料理」などのご当地グルメも必食です。異国情緒あふれる街並み、冬の小川原湖でのアクティビティなどもおすすめです。三沢市へ、ぜひお越しください。

【さらにチェック】ホッキガイ資源回復へ取り組み
 近年、生息減少が指摘されるホッキガイ。資源管理のため漁期を12月~3月に限定しているほか、三沢市漁協は今季、総漁獲量も制限する。資源回復を目指し、稚貝を増やす資金として三沢ほっき丼の取扱店舗に募金箱を設置して広く協力を呼び掛けている。

 ほっき丼キャンペーンは3月末までの予定で、市漁協が貝の確保に協力しているものの、事務局の市観光物産課によると、悪天候や地震の影響、漁獲制限などで例年以上に品薄となり価格が高騰しているという。

今季は22店舗が提供する「三沢ほっき丼」のうち、Momo’s Izakaya福の「和風石焼ほっき丼」(1500円)はお好みの加熱具合で楽しめる=2025年12月下旬、三沢市

シンガーソングライターで「福」店主の工藤ももさん

小桧山吉紀市長

三沢漁港に水揚げされたホッキガイ

三沢市漁協直売所

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三沢ほっき丼、22店いろいろ 12月3日からキャンペーン